感性に刺さらねぇ【後】

2021/7/18 3:35
PCMAX出会い体験（アダルト）
感性に刺さらねぇ【後】
ちず　福岡県　43歳

さすがに次の日始動やから。

それでも、酔うてはいる。

酔うと私は、さらにエロしくなれるのだ（相手によるけど）。

ラブホコースかと思いきや。

思いがけず自宅に招かれた。

単身赴任のワンルーム。
小倉駅近くなので、私にとってとても好都合である。

ラブホだとやっぱり頻繁に会えない。お金もかかるから。気軽に誘えないのだ。

だけど自宅なら通い放題ではないか。

あまりその方の人となりにセンスを感じなかったけれど。部屋に通され、清潔感のある部屋にとても好感を持った。

私がこのセフレスタンスを通して、3年になるだろうか。

男性の部屋にお邪魔したのは、3人目である。

今までは散らかってたり、アニメのポスターにドン引きしたり。

そういう要らぬ情報が入るから、本来は自宅よりラブホが良いのだが。

そういう生活スタイルで相手を形成されてるのだと思うと、そこに抱かれにいくのである。

酔うてるせいか。
事前にエロを語れたせいか。

私は自分のしてほしい事を相手に伝えながら抱かれた。

イカそうとガシガシ膣ほぐししようとするから

「私はイケないから、逆にゆっくりやってほしい」と誘導。

「もっと強く」

「めっちゃキスしたい」

すでに感性の部分では、この方に対して私はＭにはなれないと踏んでいた。

Ｍにはなれないからこそ、そして事前に本気のエロを伝えられたからこそ。

初めて自分の思うがままに、セックスできた気がする（酔うてた加算）。

普通よりかは、いい。

そして酒飲みにも関わらず。

途中萎えずしてフィニッシュできたちんこ力が良いな、と思った。

酒で萎えるなら、セックス誘うなっちゅー話やで。

しかし。

生で入れやがった…

怒

だーーーかーーーら。

浮気に慣れてない人は駄目なんだよ。

生でちんこ入れる勇気を逆に称える。世間知らずのお坊ちゃん、または女を見下してる輩の部類。

せっかくの高得点ポイントも一気に減点。

そして早漏。

たまにいる、ワンコみたいに小刻みに腰振るの、なんなんでしょう。

せかせかせかせか

フンフンフンフン

ストロークが短い。膣にも脳にも刺さらない。漏れる声にシラケる。

ゴム付けろと言う間もなく射精。

ホンマ腹立つ。

ったく！と言いながら浴室に駆け込む。

…湯が出ない。

ガス契約してないらしい。

料理もしなければ、体の清浄は近隣のジムで済ませるらしい。

風呂もねえ。

ゴムもねえ。

セックスに誘うな！！！

事後、お酒の残りを抜くためにシングルベッドを一人独占してたら

「うちらこの先どうなる？」って言ってたけど。

なに、その、「うちら」って。

僕と私。あなたとオレ。

本人はそんなつもりで言った訳じゃないやろうけど。

どうなるも、こうなるも。

セフレ以上にはならんし。

俺とお前のセレナーデ感に、シラケる。

それでも別れた瞬間は、また都合のいい時に声をかけよっかなぁ位の体でいたけれど。

日が経つにつれ。

シャワーがないこと

ゴムを着けなかったこと

そういう「ヤツ」だと思うと。

そして「趣味がない」というつまらない男に

膣を託す理由は、ない。

都合のいいメシ友にもなれたけど。

結局の所、7割じゃなく、3割選手やったんだと思った。

気持ちいいだけなら、一人で十分。

自分が「高まる」相手じゃないと、セックスの意味はないと思ってる。

そこが、私にとって感性なのだ。

感性をズブズブに刺激されたい。

もう、会わない。

それ以降、私のエロ活動はピッタリと止まってしまっている。

独立した仕事が

おかげさまでやる事多くて

エロに費やす時間がない。

めっちゃストレスフリー！

エロ欲がない訳でもないが。

水面下でアンテナは張らせつつも。

今は自分の時間をすごく楽しんでいる。

脳が落ち着いてるんだなと、思う。

この「脳」について。

結局の所、脳が私のエロテーマだった。

エロ追求も、最重要局面を迎えてきた。

そんな気がする2021。

本気のエロを知って

丸3年。

本気の夏が来た。

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